Snagitのテキストを取得して編集するためのベストプラクティス

問題

Snagit 2018以降でテキストを取得するまたはテキストを編集する際にエラーメッセージ、予期しない出力、または望ましくない出力が表示される。

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解決策

ヒント: Snagitを更新する

多くの問題は、Snagitを最新のバージョンに更新することで解決できる場合があります。これを行うには、Snagitを開き、ヘルプ -> 更新プログラムの確認に移動して、最新のバージョンをインストールしてください。

Snagitは、Abbyy OCRエンジンを使用してテキストを認識し、キャプチャします。以下は、OCR機能をSnagitで使用する際の既知の問題とベストプラクティスです。

Snagitはどのフォントを使用するかをどのように決定しますか?

Abbyyエンジンは、どのフォントファミリーに属するかを特定し、そのファミリー内の一般的なフォントを使用してテキストを置き換えます。たとえば、検出されたフォントがモノスペースフォントと判断されると、テキストを置き換える際に使用されるフォントはCourier Newになります。以下の表は、検出されたフォントファミリー、例、およびSnagitが各シナリオで使用するフォントを説明しています。

検出されたフォントファミリー 例のフォント Snagitで使用されるフォント
モノスペース モナコ Courier New
セリフ センチュリー・スクールブック Times New Roman
サンセリフ ヘルベチカ Arial

傾斜または角度のあるテキストは認識されない可能性があります

Snagitで使用されるOCRライブラリは、以下の例のように傾斜のあるテキストを認識しません。回避策として、画像を回転させてから再度キャプチャを試みてください。

slanted__2_.png

コントラストが高いほど良い

明るい色のテキストが明るい色の背景上にあると、OCRエンジンが認識するのが難しくなる場合があります。最良の結果を得るためには、テキストと背景色のコントラストが高いコンテンツで作業するようにしてください。

良い 悪い
明るいテキスト、暗い背景 明るいテキスト、明るい背景
暗いテキスト、明るい背景 暗いテキスト、暗い背景

最初のOCR機能は時間がかかる

最初のOCR機能(テキストを取得するまたはテキストを編集する)は、その後のキャプチャよりも処理に時間がかかります。Snagitセッションの最初のOCR機能の後は、通常通りに動作するはずです。

問題が発生する可能性のあるフォントと文字

以下の特性を持つフォントは、予期しない結果をもたらす可能性があります:

  • グリフまたはシンボルベースのフォント
  • アクセントのあるフォント
  • 手書きまたは筆記体のフォント

フォントが十分に大きいことを確認する

フォントが小さすぎると、Snagitはそのテキストが存在することを検出できません。一般的なルールとして、画面上でフォントが読みやすければ、Snagitはそれをキャプチャできるはずです。

テキストフィールドを囲むバウンディングボックス

バウンディングボックス内のテキストは、OCRエンジンがテキスト自体を認識するのを妨げる可能性があります。回避策として、Snagit内の選択ツールを使用してバウンディングボックス内のテキストのみを選択し、その後テキストを編集するまたはテキストを取得するを選択してください。

アウトライン付きおよび/または影付きのテキスト

影付きのテキストまたはアウトライン付きのテキストは、キャプチャに問題が生じる可能性があります。テキストが不正確であるか、まったく認識されない可能性があります。

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大きなキャプチャでのテキスト取得

非常に大きなキャプチャ(たとえば、スクロールキャプチャやパノラマキャプチャ)でテキストを取得する場合、Snagitがキャプチャを処理するのに非常に長い時間がかかることがあります。非常に大きなキャプチャでテキストを取得するまたはテキストを編集することはお勧めしません。代わりに、選択ツールを使用して作業するためのキャプチャの小さな部分を選択してください。

テキスト取得がサポートする言語

テキスト取得は英語、ドイツ語、フランス語、日本語、スペイン語をサポートしていますが、日本語の文字は除きます。