macOS と Camtasia Editor のシステムオーディオキャプチャコンポーネント

問題

システムオーディオコンポーネントのインストール時にインストールが失敗します。macOS 11(またはそれ以降)で Camtasia Editor を使用してシステムオーディオを録音すると、エラーメッセージが表示されたり、音声が歪んだり、まったく音が出なかったりします。

解決策

最新バージョンの Camtasia Editor を実行していることを確認してください。メニューバーから Camtasia > アップデートを確認 を選択して最新バージョンをインストールします。

macOS 12(Monterey)には Camtasia Editor 2021 以降が必要です。以前のバージョンを使用している場合は、最新の macOS に対応するよう更新されていません。macOS のサポートマトリックスはこちらの記事でご覧いただけます。問題が続く場合は、以下の提案をお試しください:

オプション 1: コンポーネントの再インストール

オプション 2: システムオーディオプラグインの承認

オプション 3: 古いプラグインの削除

オプション 4: コンポーネントの再有効化

オプション 1: コンポーネントの再インストール

  • Camtasia Editor を開きます。
  • Camtasia > 環境設定 を選択します。
  • 録画 タブを選択し、プラグインのアンインストール をクリックします。(アンインストール が選択できない場合はこの手順をスキップしてください)
    Uninstall_plugin.png
  • Finder のアプリケーションから Camtasia Editor をアンインストールします(ゴミ箱にドラッグするか、右クリックしてゴミ箱に移動)。
  • コンピュータを再起動します。
  • Camtasia Editor を再度ダウンロードしてインストールします(必要なバージョンはこちらで見つけられます)。
  • インストール後、Camtasia Editor を起動します。

オプション 2: システムオーディオプラグインの承認

  1. システムオーディオプラグインをインストールした後、承認が必要というエラーが表示された場合は、macOS システム環境設定を開いてください。
  2. セキュリティとプライバシーを開きます。
    mceclip0.png
     
  3. 一般 を選択し、錠前アイコンをクリックします。変更を加えるためにコンピュータのパスワードを入力します。
    mceclip1.png
  4. 「開発元 "Rogue Amoeba Software, LLC" のシステムソフトウェアの読み込みがブロックされました」の横にある 許可 をクリックします。
    Authorize2.png
  5. Camtasia Editor を再起動し、録音を再度試みてください。

オプション 3: 古いプラグインの削除

  1. Camtasia Editor とシステム環境設定を終了します。
  2. Finder ウィンドウを開きます。
  3. メニューバーから 移動 > フォルダへ移動 を選択します。
  4. 以下を入力して 移動 をクリックします:/Library/Audio/Plug-Ins/HAL
  5. ACE.driver フォルダを削除します。
  6. コンピュータを再起動します。
  7. Camtasia Editor を通じてシステムオーディオコンポーネントをインストールします。

オプション 4: コンポーネントの再有効化

macOS が ACE コンポーネントの使用を承認する正しいプロンプトを表示しない場合は、手動で承認する必要があります。これは Mac のリカバリーモードに入ることで行います。

  1. Mac のリカバリーモードに入るには、Apple の Intel または Apple Silicon 用の指示に従ってください。
  2. リカバリーで起動したら、ターミナル ユーティリティを開き、以下のコマンドをそれぞれ入力し、各コマンドの後に return キーを押します:

    spctl kext-consent disable
    spctl kext-consent add 7266XEXAPM
    spctl kext-consent enable
  3. これらのコマンドを入力した後、Mac を再起動します。
  4. Camtasia Editor を通じてコンポーネントを再インストールする手順に従います。

ACE が正しく承認およびインストールされると、システムレベルの承認を再度必要とせずにアンインストールや再インストールが可能になります。

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