一般的にビデオがぼやける原因は 2 つあります。
- 再生しているアプリケーション内でビデオ サイズが変更されている
- 「損失を伴う」コーデックを使用してビデオを制作している
ビデオを Windows Media Player で再生している場合、録画時のオリジナルサイズを100 % で再現していない可能性があります。Windows Media Player デフォルトの スキン モードでは再生中にビデオのサイズが変更されるようになっており、これが品質の劣化原因となります。[ 表示 ] > [ ビデオのサイズ ] > [ 100% ] と選択することで影響を回避することが出来ます。
また、この問題を解決するには 2 つの方法があります。ひとつは Media Player でサイズ変更をしないように設定をすること、もうひとつは 別のプレーヤーを使用することです。
コンピューターで作成するビデオは、サイズを小さくするためにほとんどいつも圧縮されています。これは他の種類のファイルを WinZip のようなプログラム ファイルを使用して圧縮するのによく似ています。ビデオの圧縮に使用されるアルゴリズムを「コーデック」と呼びます。
コーデックには、「損失を伴う」ものと「損失のない」ものの 2 つの種類があります。損失のないコーデックは、ビデオの品質を劣化させません。損失を伴うコーデックは、圧縮により一部の品質を犠牲にします。
バージョン | 形式 | コーデック |
---|---|---|
Snagit 10 | AVI | Microsoft Video 1 |
Snagit 11 | MP4 | H.264 |
Snagit 12 | MP4 | H.264 |
Snagit 13 | MP4 | H.264 |
Snagit 10 以前では、[
出力
] > [
プロパティ
] > [
ビデオ ファイル]
タブのビデオ オプション ウィンドウで [
自設定
動]
のチェックを外し、圧縮に使用しているビデオ コーデックを変更することが出来ます。[
ビデオ設定
] ボタンをクリックして表示されるウィンドウのリストから使用したいコーデックを選択します。
Snagit 11、12、13 では、高品質で小さなファイルサイズを実現している H.264 のみで圧縮された MP4 ビデオ ファイルを使用します。このバージョンではビデオ コーデックを選択することはできません。
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