次の説明は、 Snagit と ライブラリ の仕組みについてです。
Snagit とライブラリの仕組みのコンセプトを理解するには、Snagit のライブラリを昔からある写真アルバムのようなものと考えるといいかもしれません。
アルバムのそれぞれの写真には、実際に写っている「写真」と、写真の裏側に書かれた日付や写っている人、場所などが書き込まれた「情報」の 2 つの要素があります。
Snagit のライブラリでも、SNAG 形式になっているそれぞれの画像ファイルには 2 つの要素があります。デジタルの画像と、キャプチャした時間やどの Web サイトやプログラムをキャプチャしたかという「メタデータ」と呼ばれるその画像に関係した情報です。
Snagit で画面キャプチャをすると、画像はコンピューター内にある特別な非表示のフォルダ(通常は表示されていない)の [ datastore ] (データストア) に自動的に保存されます。これにより一つ一つの画像を保存すること無く、画像を連続してキャプチャすることができます。整理が苦手な方でも自動保存されるので画像を失うことはありません。画像は意識してどこか別の場所に保存されるまで [ datastore ] に保存されています。
[ datastore ] は、整理整頓する時間ができるまで全ての写真を保持し続けます。
Snagit から画像を選択し手動で保存すると、プログラムが必要な操作を完了したと認識し、オリジナルのキャプチャ ファイルは [ datastore ] フォルダ内から削除されます。その後も保存された画像はライブラリー内で見ることが可能です。またその画像のサムネール上でファイルの種類(拡張子)も表示され、これにより画像がすでに手動で保存されたことがわかります。
画像を Snagit 外に保存した時、キャプチャ時刻や入力したキーワードやタグ、キャプチャしたアプリケーションや Web サイト等を含んだメタデータはそのまま残っています。これはファイルをどこに保存したかわからなくなった場合にも、Snagit で タグ を検索すると見つけることができるので便利です。Snagit でタグ検索する場合は、Snagit で画像を保存した場合のみに限ります。もし画像ファイルを Windows エクスプローラー内などで手動で移動した場合は、Snagit でファイルを検索することはできません。
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